宮坂社長宅で美味しいお料理をご馳走になった翌日は蔵の方へ

まずは昭和57年より造りがおこなわれている富士見蔵へ

精米機がずらりと並びます。主な酒米は美山錦、ひとごこち、山田錦、自社精米です。新しい品種の酒米も仕込まれているようです。麹で主に使われているのはひとごこち。

放冷機
蒸しあがった米の粗熱をとるのに使います

甑
お米を蒸していますね

蒸しあがったところ
連続式よりも甑の方が均等にお米を蒸せるし布も都度洗濯し清潔に保てるということでこちらを主に使っています。

放冷機へ移動

米の粗熱をとり、米の芯に残る熱は必要に応じて風通しの良いところで冷ましたり、冷蔵庫で冷ましたりして使用するのにちょうどいい温度まで下げていきます。
多くの蔵で使われているエアーシューターはホース内の掃除が行き届かないので使わず蒸米は全て布で手運び。

順序が逆になりましたが、洗米浸漬機

使われる米全てをこのような少量一袋ずつ洗い浸漬まで行う機械です。
洗米も蒸しも小規模蔵以上に細かく丁寧に仕込んでいます

ヤブタはこの日は稼働せず

もろみ用の蒸留器
今は粕取り焼酎のみなのでこちらは長く稼働していません。

ところ変わり諏訪蔵へ 袋搾りで使われる佐瀬式
夢殿など大吟醸のしぼりで使われます。

諏訪蔵の梁
写真だと見えませんが、大正拾参年七月拾参日と書いてあります
蔵が出来た当初はそれほど景気も良くなく廃材の様な再利用されて組まれた木組みがあちこちで使われた造りになっています。今となってはそれが良い味が出ています

七号酵母発祥の地プレート
同じ七号酵母でも蔵独自で育成、選別して使っているので協会配布の7号酵母とまったく同じではありません。同じ酵母でも強さは様々、
百聞は一見にしかずとはよく言ったもの、非常に長いお付き合いではありますが今回改めて勉強になりました
橋本屋で真澄を今後とも宜しくお願い致します
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